『メガミマガジン』10月号―『魔法少女リリカルなのはStrikerS』関連情報

買ってきた。


前作に何かを積み残した、その上での続編ではなく、すべて語り終え、その完結の上での、新たなその先であることに安堵した。そうでなくっちゃ。
「リリカルパーティーSP」(2005年9月24日)の頃から続編に関する話がすでに行われていたとは。さらにそれ以前から、『A’s』のエピローグ以降の構想があったというし、続編各話のあらすじもラストまで決定。ここまできっちりとしているというのだから、続編に期待しないでいられようか。


『StrikerS』は(「も」というべきか)、「主人公+その他」の構図ではないという。
「なのはは、特に新キャラたちにとって、とても重要な立ち位置にいます。」
新キャラ。いいね、いいね。
そして「"StrikerS"の意味はアニメの中で明確になります」ということで、タイトルの意味については今回は言及はなしか。本編までのお楽しみと。


「成長してるのにタイトルは『魔法少女』でいいの?」という質問があって、都築さんの答えは「女の子は心がキラキラと輝いていれば、いつまでだって少女ですよ?」だった。この答えは、本来笑うべきところなのかもしれないが、私は、こういうことを、結構文字通りに信頼していたりするヤツなので、「魔法少女」というタイトルは、重要なのではないかと思っていたりする。
でも彼女たちは「大人」だ。その「大人」を通しての、また「大人」としての新たな、『無印』から『A’s』を貫いて続く『なのは』の物語を見ることが出来るのは幸せであり、楽しみで仕方ない。無論、記事にもある通り、「大人になっても忘れない」部分も見ることが出来るだろうし。


『メガマガ』11月号から連載のコミックスは、前作同様、長谷川光司さんの作画で、放映前は第2期と第3期をつなぐ内容、放映中は、本編の語らない部分を描いていくという。なんというか、期待通りの内容。再び『メガマガ』を買い続ける日々がやってくる。
前回は9回の連載があったのだっけ? 11月号からの連載で期間が同じ程度とすれば、放映自体は春からなんだろうか。


今回掲載されている、エピソードを時系列で並べた「リリカルヒストリーズ」。全体が鳥瞰できるこれは便利だ。
はやての手により、「リンカーコアを分け与えるという形でリインフォースIIが誕生」したのが、闇の書事件の終焉から2年後か。


今回、イラストもいくつかあるけれど。
リインIIも制服姿かぁ。これはまたよろしいものを。
しかし6年後の、フェイトは、表情といい、漂わせる雰囲気といい、もう良すぎ。気品が感じられるというかね。
なのは、はやてももちろん、あの小学生の頃もよかったけれども、この6年後のイメージが、とてもしっくりと来ます。